タイヨウのうた

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舞台は鎌倉、#七里ヶ浜

名場面は、踏み切りでのプニプニの『変な顔』にして、その愛くるしい『ヒドイ』顔が可愛すぎる件。

YUIちゃんの純粋無垢の演技に注目。

 

子どもみたいな藤代孝司16歳(塚本高史)。バス停でいつも原チャリ停めて一人で何やらサーフィンのイメトレしながら仲間たちと楽しげに過ごしているごく普通の明るい性格の高校生。

 

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雨音薫16歳(YUI)。日が沈むと目覚ましが鳴り、父母と共に夕飯を食べ終えると、外へひっそりと出かけ始め、いつもの駅前の広場でストリートライブをするのが日課のようだ。

太陽の光にあたれないXP(色素性乾皮症)という紫外線アレルギーの病気を抱えていた。昼と夜の逆転した人生。

 

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そして、真夜中のバス停で、気になる人が座るベンチで真似事をするのがささやかながらの愉しみ。

 

家に帰ると、その高台からいつも気になる人がバス停に現れる。部屋の窓から眺めて眠りにつくのが秘密の日課

 

幼馴染の女子と夜のストリートライブをしていると、気になる人がふと目の前を通り過ぎる。

思わず追いかける薫。踏み切りで思い切った行動にでる。そう!逆ナンだ。小学生ぶりに男子と話すわけだから、二進も三進も行かないしどろもどろ感がベタでいい。

 

お父さん(岸谷五朗)お母さん(麻木久仁子)の気持ちと親心が痛切に感じる禁断の夜明けのシーン。

 

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#タイヨウのうたキャスト

#YUI

#塚本高史

#通山愛里

#田中聡元

#小柳 友

 

#ふせえり

#小林 隆

#マギー

#山崎 一

 

LACCO TOWER

MACARONI☆

Ryohei

natu

平野 成臣

 

#鎌倉市

#逗子市

#三浦市

 

#麻木久仁子

#岸谷五朗

 

#監督/#小泉徳宏

 

 

別アングル/

才能在るもの

ちょうどよく空っぽ人間現る

 

好きな人、気になる人の真似をしよう

 

無邪気で突飛な子

関われば振り回されるだろう

 

打つ手がなくなっては

次の一手

 

涙ながらも、決して諦めてはならない

 

どうすることもできない時でも

ポジティブに人を笑わせよう

 

希望の光を与える人間の才能に

涙した。

 

彼女が捧げた

限られた時間を歌と一緒に生きた

周りの人の心の中にのこして

タイヨウに帰る彼女の物語。

 

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ミュージシャンとしてのYUIちゃんも見どころ満載の作品です。

 

 

カメラを止めるな!

編集

ONE CUT OF THE DEAD

ZOMBIE CHANNEL

CAMERA WO TOMERUNA

 

カメラを止めるな!

 

DIRECTOR'S  MESSAGE

巨大ザメや恐竜から逃げ回ったり、ターミネーター同士が銃をぶっ放しあったり、ブラックスーツのマフィアがカフェで無駄話に講じたり……。映画はフィクションだ。壮大な大嘘だ。でも時々、その大ウソの中に”本当”が混ざってくる時がある。その”本当”が映画をスペシャルなものにしてくれる。

 

斬新な構造、練りこんだ脚本、入念なリハーサル……でもそれだけじゃ”よくできた映画”で終わってしまう。映画を撮る前、そんな生意気なことを考えていた。手に負えないことに挑もう。37分のワンカット、スラップスティックなドタバタ、大人の組体操。そんな不可能なミッションたちに挑めば、自ずと余裕はなくなり、僕らの”本当”という名の血しぶきが現場に飛び散り、映画をスペシャルなものにしてくれる……。よしよし、なんて考えていた。なんという恐謀で良かった。完成した映画を観てそう思った。あの夏、僕らは無敵だった。

 

ワンカットでレンズに血がかかる場面、あれはガチのトラブルだ。あの場面はもう二度と撮れない。

クライマックスの組体操は本番当日まで一度も成功できなかった。何度練習してもできなかった。大人が組体操を作るのは至難の技なのだ。なんとか成功できた15秒。それが映画に映っている映像だ。みんなバランスをとるのに必死で演技なんてしてない。あの15秒はもう二度と撮れない。

最終日、その最後の最後に撮影した。あの笑顔は、『ONE CUT OF THE DEAD』の撮影を乗り越えた登場人物としての笑顔なのか、それとも『カメラを止めるな!』の撮影を乗り越えた俳優としての笑顔なのか、恐らくどちらでもない。嘘と本当の間で揺れている笑顔。あんな笑顔はもう二度と撮れない。

 

この映画は、練りこんだ脚本と入念なリハーサルを経て撮影されたフィクションだ。しかし、 それと同時に二度と撮れないショットが詰まったあの夏の僕らのドキュメントでもある。お客さんを楽しませる娯楽映画でもあり、僕らの挑戦の記録映画でもある。

 

この映画は、いまどき、人が転ぶ場面が沢山ある。走っては転んで。起き上がっては、また走って。あの夏、僕らも転げ回りながらこの映画を撮っていた。転ぶのは走っているからだ。転ぶのは余裕がないからだ。手に負えないことをしないで、何が映画だ。

 

ずっとずっと転べる大人でいたい。転げまわるように映画を撮っていきたい。

 

上田慎一郎

 

このハチャメチャさは『少林サッカー』以来の大爆笑でした。

公開当日に足を運び、満員御礼の観客をよそ目に声が裏返って笑っていた。

ワンカットでは、不可解な間を感じてはいたが、ガチでゾンビ映画が続くのかヒヤヒヤしてしまった。新しい手法で放り込まれた展開が、どんどん笑いの渦へと後押ししてくる。無名俳優と聞いていたが、キャラの濃いメンツにどんどん引きずり込まれていった。最終的には予想を裏切るダイナミックな笑いのツボを刺激してくるのだ。

この夏、映画界に殴り込んで来た熱いヤツが放り込まれた。

 

見逃せないだろう!!!

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伊藤くん A to E

あいつにさえ、出会わなければ……

予測不能な震撼恋愛ミステリー
ついに、映画化!


痛男による
『無様ですな〜』を聞いてみよう!

 

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story
20代半ばで手掛けた大ヒットドラマ『東京ドールハウス』で一躍有名になったものの、ある出来事がきっかけで新作を書けずにいる落ち目のアラサー脚本家・矢崎莉桜(木村文乃)。
ドラマプロデューサー・田村(田中圭)からも勧められ、自身の講演会に参加した【A】〜【D】4人の女性たちの切実な恋愛相談を、再起にかけた新作脚本のネタにしようと企んでいる。
そんな彼女たちを悩ませ、振り回している男の名前が偶然にもすべて"伊藤"。

莉桜は心の中で『こんな男のどこがいいのか?』と毒を吐きながら、脚本のネタのために『もっと無様に』なるよう巧みに女たちを誘導する。
そして、莉桜は彼女たちの取材を重ねるうちに、【A】〜【D】の女たちが語る【痛い男】="伊藤"が同一人物ではないかと考えはじめる。

そんなある日、莉桜が講師を務めるシナリオスクールの生徒のひとり、容姿端麗、自意識過剰、口先ばかりでこれまで一度も脚本を書き上げたことのない28歳フリーターの"伊藤誠二郎"(岡田将生)が、4人の女【A】〜【D】たちを題材にしたドラマの企画を持ち込んできたと、田村に聞かされる。
なんと、これまで4人の女たちを振り回してきた【痛男】の正体は、莉桜が最も見下していた自分の生徒、"伊藤"だったのだ。
しかも莉桜が復活のために取り組んでいた渾身のネタを彼に奪われるかもしれない……。

さらにそこには、莉桜のネタにはない5人目【E】の女が存在し……。
二重の衝撃の事実にショックを受ける莉桜。実は"伊藤"の中では莉桜が5人目【E】の女になっていた。"伊藤"の狙いは一体何なのか?。

莉桜は、徐々に追い詰められていく。


ちなみに
【A】都合の良い女

【B】自己防衛女

【C】愛されたい女

【D】ヘビー級処女

【E】崖っぷち脚本家(毒女)


キャラクターが極端ではあるが
当てはまるとしたらどこでしょう?

超モンスター級(痛男)

はたまた
ドラマプロデューサー(キーマン)となるやいなや

売れっ子脚本家もいる

この辺も、うまくかけ合わさって
事態は複雑化していく展開は
まさにミステリー。

よくもこうまで、"伊藤"は介入していったもんだと感心してしまうのも僕自身"痛男"なのかもしれない。がしかし、ひどいもんである。
がしかし、『無様ですね』が聞きたくなる作品です。

矢崎莉桜の美貌も素敵ですし、島原智美の役のような都合の良い女は男の目からすれば隙がなくて重たくパーフェクトすぎても心地よくないなんて可愛そすぎるでしょう。相田聡子はなんて猫の様に愛らしく振る舞えるのだろうか、素晴らしい演技で女の裏の顔をしっかりガツンと"伊藤くん"にぶつけてくれるからこそ裏の裏までみせてくれた。同性からのウケがいいのもうなずける。

毒々しい部分をさらけ出し、無様さを刻銘に色濃く出しているにも、人間の心理を揺さぶるイライラと葛藤と羞恥心をも本音が出ちゃうような作品である。つまるところ、伊藤くんが莉桜との最後のセリフに答えが隠されていた!……

 


監督/廣木隆一

脚本/青塚美穂

原作/柚木麻子『伊藤くん A to E』(幻冬舎文庫)

音楽/遠藤浩二

岡田将生伊藤誠二郎
木村文乃/矢崎莉桜

佐々木希/島原智美
志田未来/野瀬修子
池田エライザ/相田聡子
夏帆/神保実希

中村倫也/クズケン 久住健太郎

田口トモロヲ/塾長 伊藤の叔父

田中圭/田村伸也

 

 

鉄道員(ぽっぽや)1999

蒸気機関車の連続映像
名曲・口笛からのオープニング



(ほろまい駅)に立ち尽くすオトさん(高倉健

同期であり親友のセンちゃん(小林稔侍)とともに歩んできたぽっぽや街道。

ある夜、センちゃんからお誘いを受ける。ぽっぽやの先の人生だ。
しかしながら、オトさんは「せっかくの話だが断る
「横滑りなんざ出来ない」「身体で覚えたことばかりで、どうも…」


かつて、オトさんとしずえさん二人の間に長女を授かる。
雪の多い日に生まれた。
名前は(雪子)だ。
まだ赤ん坊であり、駅舎の隅っこに泣き続けていた。
「赤ちゃん、泣いてるよ!」
「なーに、泣く子はよく育つじゃろ」
ところが、容体は良くなかった。
翌朝、鉄道に乗り、オトさんはいつも通り見送る側に…
「後から追うからな」

しかし、あまりにも予想だにしない展開になる。

(雪子)死す……
「あんたは、雪子がひゃっこくなって帰ってまでも
旗ふって迎えるのかい?」
あまりにも酷な言葉である。

鉄道のほか、何にも出来ねえ。
これが生き様なのである。

ある日、6歳くらいのもうすぐ小学生くらいの都会的な女の子が、駅舎に現れる。人形を持って駅長さんの真似をしてみせるのだ。

その夜、今度は12歳くらいの中学生になろうくらいの少女が真夜中に現れる。こんな夜遅くに訪問者。
『駅長さん!』元気よくニッコリと微笑む少女。
どうやら、忘れ物をしたらしい。
オトさんの粋な計らいで、ストーブであったまったホットコーヒーを
少女に差し出す。
どこの子か?疑問は残るが、近くの孫だとひとまず、送るからと伝える。
しかし、少女は、口移しキスをし、消えて行ったのだ。

酒に酔っ払って寝ていたセンちゃんがムクッと起き出し、
キスってなんだとおぼろげながら問い詰める。
「雪嵐の雪女じゃねえべか?」
『雪女だらキスしたら凍っちまうわ』


だるま食堂にて、なにやら喧嘩でもめていた。
九州から炭鉱でやってきた坑夫親子である。
志村けん)はぽっぽやでも面白い!さすがは、日本一のコメディアンだ。とにかく若い!!新鮮だ。

ある日、炭鉱場で事故があり、父が急死する。
その息子は、(トシユキ)。
あまりの急すぎる出来事に、オト夫婦はトシユキの面倒を見ようと籍を入れようと
話していた。
やがて、学生生活も卒業となる頃、イタリア(ボローニャ)に進学が決まる。イタリアンの修行に出ることになった。


時は、遡る。17年目のおめでた!
その時の(しずえ)印象的なセリフから
「お前、偉いぞ!って言え」
『嬉しい時は、喜べ』
泣きながら嬉しそうに、抱き合う二人。
たまたま野生の鹿の家族がこっちを見ていた奇跡的瞬間。

 



1:35分の場面
天使がくれた時間
17歳の少女が駅舎に現れる。
広末涼子)だ。
はたまた、どこのべっぴんさんか都会から遊びにきたのか、3度目なのか
それとも近所の円明寺よしえさんのお孫さん3人かと、所在が明らかになり、喉の支えがほだされた。
『駅長さん!』突然やってくるのだ。
鉄道クラブで何かと鉄道に詳しい少女。

到着の運転手に食べさせようと作っていたおしるこを一緒に食べた。
オトさんにもようやく天神様の近くの佐藤とわかり円明寺にはいつも世話になってると、いつでも送れるとついつい長居させてしまう。
少女は知っていた、このほろまい線が廃線になることを。
「どうすることもできねえ」オトさん
「思い出が残る」少女
引き出しから出した奥さんの上着を着せ
最後の鉄道を見送る。
足早に駅舎に戻ると、少女の姿が奥さんそっくりだったのだ。
「俺は、本当に幸せもんだ」
その少女が、実は(雪子)であったのだ。
地元の制服姿、手早く鍋料理を振る舞う姿。
もはや、我が娘そのものであることに間違いなかった。

幸せな時間は流れ、翌朝ホームにて
とうとうぽっぽや人生に終止符。

親友のセンちゃんと鉄道員仲間に棺を担がれ、
慣れ親しんだ、キハで見送られる。
「俺とお前で、この最期の引導を渡してやんべ」
センちゃんが運転士を担うのであった。



高倉健


大竹しのぶ

 

広末涼子


吉岡秀隆
安藤政信
平田満
中本賢
板東英二
きたろう
中原理恵
大沢さやか
谷口紗耶香
山田さくや
松崎駿司

志村けん
奈良岡朋子

田中好子
小林稔

製作 高岩淡
原作 浅田次郎
脚本 岩間芳樹
   降旗康男
主題歌「鉄道員
作詞 奥田民生
作曲 坂本龍一
編曲 国吉良一
坂本美雨

監督 降旗康男


名言
ヒデ坊
『雨の日も、雪の日も、いつも見送りお迎え届けてくれた、それがなによりも僕らが頑張ってこれた励み、おじさんありがとう』

センちゃん
『げんこの代わりに、旗を振り


涙の代わりに、笛吹き鳴らし


わめく代わりに、裏声しぼる


それが、ぽっぽやか』

 

 

泣かせるねぇ。゚(゚´Д`゚)゚。

昭和ロマンの色鮮やかな温故知新をいっぺんに味わえる傑作!

感動の名作を

より多くの人にぜひ見ていただきたい

どうぞ何度でもご覧あれ!

嘘八百

千利休ゆかりの国宝級茶器、
400年ぶりに発見⁉︎
極上の骨董ロマンを
最高のお宝コメディに仕立てた

 

 


さえない二人が最強コンビ結成!
一発逆転を狙った大勝負とは?

 

 

 

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千利休を生んだ茶の湯の聖地、大阪府堺市
ラジオの占いに導かれるようにしてやって来た『古美術獺』(カワウソ)の小池則夫(中井貴一)は、古い屋敷の蔵に眠っていた利休ゆかりの茶碗を発見。大物狙いで空振りばかりだったが、ついに目利きの本領発揮、掘り出し物のお宝獲得……
と喜んだのも束の間、ニセモノと気づいてガックリする。

 

 

屋敷の主になりすまして則夫を騙し、まんまと百万円をせしめたのは、落ちぶれた陶芸家の野田佐輔(佐々木蔵之介)だ。佐輔を追って彼のアパートに上がり込んだ則夫は、自分たち二人が過去に同じ相手に騙されたことを知る。20年前、今や大手美術商となっている樋渡(芦屋小雁)(ひわたり)とグルの大御所鑑定家、棚橋(近藤正臣)にニセモノをつかまされ、信用を落として何もかも失った則夫。そのニセモノを作ったのが、樋渡らに利用されてあくどい商売の片棒を担がされた佐輔だった。
佐輔の腕を見込んだ則夫は、二人で手を組んで樋渡と棚橋に一泡ふかせることを提案。
本物よりもすごい利休の茶碗のニセモノを作り、大金を巻き上げるのだ!
果たして、家族から国まで巻き込んだこの大勝負の行方は?

 

 

 

 

別アングル
落ちぶれた陶芸家、佐輔の作陶シーンに神が宿る。
土を陶器に作り上げる過程が、映画の本質に触れて重なり合う美しむ情景があった。
ダメになったロッキーが練習して立ち上がるような苦悩しながら、這い上がりを見せる渾身の演技に注目だ‼︎

 

 

 

中井貴一/空振りばかりの古美術商小池則夫
佐々木蔵之介/落ちぶれた陶芸家野田佐輔


友近/佐輔の妻野田康子
前野朋哉/佐輔の息子野田誠治
森川葵/則夫の娘大原いまり
堀内敬子/則夫の元妻大原陽子


坂田利夫/表具屋の三代目よっちゃん
木下ほうか/飲み屋土竜のマスター西田


塚地武雅博物館学芸員田中四郎
桂雀々文化庁文化財部長


寺田農/富豪絹田昭太郎


近藤正臣/大御所鑑定家棚橋清一郎
芦屋小雁/樋渡開花堂店主樋渡忠康

 

武正晴/監督
足立紳/脚本
今井雅子/脚本
富貴晴美/音楽
主題歌/『イチゴイチエ』佐藤広大

 

本物とニセモノは紙一重であることを教えているのかもしれない。

 

利休は茶の中に

永遠の大海原を見たんです……

 

則夫が見ていたあの香炉、佐輔が造ったあの茶碗、二人の絆を深めたあの……

嘘八百』には江戸時代の名工によって造られた古美術品をじっくりご覧になりませんか?

ご覧いただけるのは京都『茶の湯名品室』です。

(参考までに)

 

 

他、映画の舞台となる堺市など

カモメと呼ばれた利休

 

の歌など、劇中味わい深い意味深い情景描写も学ぶのが楽しくなるような

茶聖・千利休。戦国時代から安土桃山時代にかけて生きた『侘び茶』の大成者です。

『侘び寂び』どこかできいた境地ですな。

 

8年越しの花嫁/奇跡の実話

意識の戻らない恋人を、
あなたは何年待てますか


YouTubeの動画をきっかけに
瞬く間に日本中に広まった
〈奇跡の実話〉
日本映画界屈指の
キャスト・スタッフにより映画化

 

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結婚式を間近に控えた幸せなカップルを、突然の出来事が襲う。女性が原因不明の病に倒れ、そのまま意識不明の状態に陥ったのだ。
昏睡状態が続き、いつ回復するかわからない状況のまま、男性は『花嫁』を待ち続けた。それから8年後。目覚めた彼女と彼は再び結ばれ、8年越しの約束がはたされたのである。

まず、一途な、あまりにも一途な想いで愛する人の復活を祈り、待ち続けた主人公(尚志)。『待つ』という行為のひたむきさを抑制の効いた芝居で体現、誰の胸にも響く人間が持つ根源的な力を感じさせる。
麻衣は、病気に倒れる前と、回復後の変化も、芯のある噛みごたえのある演技で表現し、観るものの心を震わせる。2人の行方を真摯に見守る麻衣の両親もまた、共演作も多い二人だからこその息のあったコンビネーションで、厳しくも温かな物語を盛り上げている。


佐藤健/西澤尚志
土屋太鳳/中原麻衣
北村一輝/柴田
浜野謙太/室田浩輔
中村ゆり/島尾真美子
堀部圭亮/和田医師
古舘寛治/そうめん工場社長
杉本哲太/中原浩二
薬師丸ひろ子/中原初美

瀬々敬久/監督
岡田惠和/脚本
大角正/製作総指揮
平野隆/製作総指揮

抗NMDA受容体脳炎とは
脳内で興奮刺激を伝える役目を担う『NMDA受容体』が、卵巣奇形腫などによる免疫反応でできた抗体からの攻撃を受けて機能低下し発症する。頭痛など風邪に似た症状で始まり、数日で幻覚や幻聴などの精神症状が現れる。さらに痙攣発作や意識障害を伴い、昏睡状態に陥ることも。意思と無関係に体が奇妙に動く症状も特徴的。1973年に全米で公開された映画『エクソシスト』(監督/ウィリアム・フリードキン)の主人公はこの病気の患者だったとされる。日本国内の年間発症率は300万人に1人程度。
(参考『デジタル毎日』https://mahnichi.jp/ch161246800i/

 

Kingsman/THE GOLDEN CIRCLE

MANNEERS MAKETH MAN
マナーが作るんだ人間を

 



英国紳士から学ぶ
エンターテイメントの世界



キングスマンとステイツマンの文化の衝突

 

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表の顔は、ロンドンの高級テーラー。しかしその実態は、どの国にも属さない世界最強のスパイ機関だった。
謎の敵、ゴールデン・サークルの攻撃により壊滅したキングスマン。残された2人、一流のエージェントに成長したエグジーと、メカ担当のマーリンは、アメリカの同盟機関・ステイツマンと合流する。しかし、彼らは、表ではウイスキーの蒸溜所を経営するコテコテのアメリカンなチームだった!
果たして、2つのチームは文化の違いを乗り越えて敵の陰謀を阻止することができるのか!?

 

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タロン・エガートン/ゲイリー・"エグジー"・アンウィン/ガラハッド
コリン・ファース/ハリー・ハート/ガラハッド
マーク・ストロング/マーリン
チャニング・テイタムテキーラ
ハル・ベリージンジャーエール
ジュリアン・ムーア/ポピー・アダムズ
ペドロ・パスカルウイスキー
ジェフ・ブリッジスシャンパ
エドワード・ホルクロフト/チャーリー・ヘスケス
ソフィー・クックソンロキシーランスロット
エルトン・ジョン
マシュー・ヴォーン/監督・製作・脚本
ジェーン・ゴールドマン/脚本・共同製作
マーク・ミラー/原作・製作総指揮


別アングル
キングスマンのお酒の嗜み

英国紳士のキングスマンは、マティーニ(ジンベース)を嗜む。ハリー曰く、『学んで紳士になるんだ。まずは正しい礼儀を学ぶ。そして、次に正しいマティーニの作り方だ』。
バーボン・ウイスキーの蒸溜所を基地とするステイツマンはバーボンを飲むが、キングスマンはスコッチ・ウイスキーを好む。イギリス・スコットランドで造られるスコッチの主原料はモルト(大麦麦芽)、アメリカのバーボンは主にトウモロコシから造られる。また、キングスマンが、仲間を失った時のみ、弔いの乾杯に飲むのは1815年のブランデー『ナポレオン』。